中性脂肪500mg/dL以上なら一度医師にご相談を
中性脂肪500mg/dL以上なら
一度医師にご相談を
朝食を食べずに採血した時の中性脂肪が500mg/dLとくに1000 mg/dLを超えていた方は、すぐに医師にご相談することをお勧めします。その理由は急性膵炎という病気になるリスクが他の人より高いと考えられるからです(1)。
急性膵炎は、膵臓が出す酵素が原因となって、上腹部痛(みぞおちの辺りの痛み)、吐き気や発熱などが起こります。痛みは激しく、背中まで広がることが多いです(2)。
過去の検査で医師から何も言われなかった方も、一度医師に相談してみてください。
相談は、かかりつけ医、
○○内科、内分泌科、などに
相談する医師は、できればご自身またはご家族のかかりつけ医が最も良いと思われます。理由は500mg/dLを超える家族性高脂血症、つまり遺伝による可能性があるからです。その点、ご家族も含め長く診てもらっている医師なら的確なアドバイスがもらえる可能性が高いです。
かかりつけの診療所や医師が近くにいない場合でも問題はありません。○○内科や内分泌科、内分泌代謝科といった診療科を標榜している診療所や医師の多くは脂質にも詳しいので、通いやすいところを探してみてください。その際、あなたのご両親、兄弟姉妹、子供に同じく中性脂肪がとても高い方がいらっしゃる場合はその旨も先生に必ず伝えてください。